2013年4月19日金曜日

4月16日(火) 第2回

こんにちはTAの飯田です。

本日の流れ
1.安藤先生のレクチャー
2.各自調べてきた情報を共有し、それぞれのテーマについて、理解を深める
3.各自(自分)のテーマを決める
4.安藤先生の観察法についてのレクチャー
5.ユーザーについて深く理解すべきことや疑問点をはっきりさせ、調査計画を立てる

【観察やインタビュー等の調査について】
今回のターゲットであるこどもとシニア。「子供はゲームが好き」「シニアの人は散歩が好き」と思っていてもこの自分が知っているのは単なる思い込みかもしれない。実は「ゲームが嫌いな子供」がいるのかもしれないし、「散歩が嫌いなシニア」もいるかもしれないのです。このような新たな価値観や気付きを得たりするために観察やインタビュー等の調査は非常に重要です。

【アイデアを生み出すための4つのアプローチ】
・学ぶ 既存情報・商品を調べる
・観る ユーザの行為・環境を観察する
・尋ねる ユーザに質問する
・やってみる 自分自身で体験してみる
特に最後の「やってみる」という部分は学生なのでぜひ実施してほしいです。

【リサーチの前に考えること】
・問いを立てる
子供にとって魅力的な学びのためのデザインを考えた場合、「子供といってもどんな子供がいるんだろう」や「学びって何だろう」、「魅力とはどういうことだろう」といったような与えられた課題に対し先入観にとらわれない問いを立てることが重要です。
・フォーカスを決める
幅広いリサーチだけでは曖昧になりますし、狭いリサーチだけでは見落としがあります。立てた問いを把握できる適切なフォーカスを定め、複数のリサーチ方法を組み合わせるのが重要です。




【情報共有の様子】

立ってやると全体が見えていいですね。
思いついたことや気付いたことがあったらどんどんポスト・イットに書いて貼っておきましょう。
机は好きに使っていいので狭いと感じたらもうひとつ机をだしても大丈夫です。

【テーマ発表】
みんな様々なテーマを設定していました。
今回具体案を出していた人もいましたが、現時点ではいきなり具体案を出す必要はなくユーザーにどういったうれしさがあるのかということを考えていくほうが良いでしょう。また、自分のテーマを決めるときは周りと離れすぎてもやりづらいので、近い内容だけど違うといったようなバランスで決めていったほうがチームでの調査内容を有効に使えると思います。

ここからは注意ですが、発表用のシートをシャーペンで書いてる人もいましたが、先生方も仰っているようにサインペンなどでしっかり書いたほうがいいです。今回のようにプロジェクターでうつす時に非常にみづらくなってしまいます。
 また、授業の時間は短く、限られているので発表は効率よく行いましょう。中間発表等は今回以上の人数で発表を行います。気をつけましょう。

【観察法のアドバイス】
現場に行くというのが非常に重要頭で考えている環境と現場の環境では全然違う可能性があるのでフィールドをみるというのも重要です。
ユーザの行為・その痕跡を見たり、やってもらって見せてもらったり、使ってるものを見せてもらいましょう。ユーザ行為の痕跡は、いたるところにあると気づくことができます。

例:キーボードのかすれた文字→その文字は使用頻度が高いということになる。

観察とインタビューを組み合わせて”観る”事が大事です。


【課題へのアドバイス】
・まず、身近な人の行動を外からよく観察する。
・次に対象者に協力をお願いし、普段どんな風に行っているか、いつも通りにやってもらって見せてもらう。
・その対象者が、その行動をすることに対し、どんなことを望んでいるかを尋ねてみる。
・得られた情報から気になる行動を取り上げ、その理由を分析・考察する。


【来週の内容】
各自のテーマをテーマシートに書いて提出
調査結果を発表

課題の提出はしっかりチェックするので忘れないようにしましょう。



チーム紹介

TAの飯田です。
4月9日の授業でチーム分けを行いました。今回はそのチームの紹介です。
Aチームが子供向けの、Bチームがシニア向けのデザインを考えるチームになっています。

Aチーム










Bチーム




以上13チームに加え、4月9日の授業を欠席していた人たちで作ったチームを一つくわえ、計14チームで授業を進めていきます。


2013年4月16日火曜日

ご挨拶

TAの飯田と柴田です。
これからこのブログに授業の情報等を載せていきます。
半年間よろしくお願いします。